パッケージを描かせていただいたクッキー缶が発売になりました!
…なのですが、数量限定ということで、おかげさまであっという間に完売になってしまいました(ブログ更新が遅くてすみません!)遅れてですが、制作についてのお話を書きたいと思います。
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「 Place where you meet cats (猫と会う場所)」と名付けられたこのプロジェクトは、アート作品を扱うgg(ジジ)と埼玉県東大宮の洋菓子店PAS DE DEUX(パドゥドゥ)のコラボ企画で、一年間毎月、月替わりでアーティストがクッキー缶のスリーブをデザインをし、限定販売するものです。缶の中身はPAS DE DEUXさんの美味しい全粒粉の猫型クッキー。そして、売上の一部は保護動物の譲渡会などを運営している「ジョートフル熊本プロジェクト」へ寄付されます。
プロジェクトは先月から始まっており、私は3月分を担当させていただきました。
「ひなたがないとできないもの ひなたぼっこ」という詩の英訳(用意していただいいたものです)とプロジェクトタイトル「 Place where you meet cats」をカリグラフィーで大きく入れています。そして、お日様を浴びながらソファの上でのんびりする猫さん。スリーブを開くと、キラキラと輝くお日様の様子が見える構図です。
この詩は小山奈々子さんの詩集「ただのいぬ」に収録されているのですが、「ただのいぬ」は「愛護センター」で保護された犬たちの写真に小山さんの詩を添えた一冊です。写真がなんとも愛くるしく、ときに詩が切なく、動物と人間との関係性を深く考えさせられます。このひなたぼっこの詩は猫にもぴったり!と思って選んだのですが、この詩の太陽と猫の関係は、人と動物の比喩的な意味合いも入ってるのかなと、短いですが、読み方で表情が変わる詩だなと思いました。そんな思いも込め、描いているのは日向ぼっこする猫だけですが、人との生活感が出ていたらいいなと思います。
PAS DE DEUX さんのクッキーは国産小麦粉、北海道よつ葉バター、平地飼い有精卵を使っているそうです。素材の美味しさが活きていて、粉とバターの味がしっかり、歯ごたえもあって、美味しいのです。私はモンブランも予約していただいたのですが(生菓子は予約制のお店です)、こちらも滑らかで濃厚な和栗をそのままいただいることを実感できる贅沢な味わいでした。いや〜久々、美味しいケーキ食べた!
このプロジェクトですが、来月のアーティストは絵本作家でもある、すぎはらけいたろうさんだそうです。楽しみですね〜!毎月22日予約開始、数量限定での販売ですので、ご希望の方はお買い忘れのないようにご注意ください。
そして、クッキー缶の発売に合わせて、先日、ジジのインスタライブに参加させていただきました。今回の制作についてはもちろん、カリグラフィーの話やイギリスで出会った猫さんの話、果てはパラパラの話まで、多岐にわたってお話ししておりますので、よろしければお時間のあるときにご覧ください。
パドゥドゥ ウェブサイト
https://pasdedeuxfactory.jp/
完売ですが、パッケージを担当したクッキー缶のページ
丸カンにはマリーニ*モンティー二野田智裕さんのイラスト入りミニカードが入っています。(パッケージは通常仕様です)
「ただのいぬ」
ではまた〜!
(ところで、記事の下の「拍手」ボタンを押すとお礼のメッセージが出るように設定したのですが、スマホでのみ表示される機能のため、ガラケー女の私には確かめることができません。よかったら押してみてください。)
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