前回のブログ更新から、一ヶ月以上も経ってしまったことに驚きです。言われてみれば、私もまた少し賢くなった気がします。国際書留の請求をするスキルがつきました。

12月の頭にロンドンに向けて、お誕生日ギフトをお送りしまして。いつも普通の小包で送るのですが、なんとなく今回は国際書留をつけようと思って、つけたのです。イギリスは免税になる値段で荷物を送っているにも関わらず、届け先に請求をかけてくるという、卑劣な関税をお持ちなので、万が一でも先方に請求が行くのは忍びないということで、高価なものは送らないのですが、今回も1000円程のギフト二つにカードにカリグラフィーを書いてお送りしたのです。

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普通に行けば、5、6日で届くということなので、一週間後に追跡情報をチェック…あれ?イギリス入国後からの更新が、ない。クリスマス前に送ってしまったからなぁ〜混雑してるのかもなぁ〜なんて様子を見つつ、ひと月が経過。ちょっと!いい加減にして!クリスマス終わってるわよ!ということで、郵便局に行って、「調査請求」をお願いしました。請求は届け先と送り主の住所と電話番号を紙に記入して終わりです。2週間位経った頃でしたでしょうか、お電話をいただいて「紛失」とのこと。保険の支払いがあるので、手続きに本局へ行きました。そこで、品物と値段、個数など記入して、銀行口座に振り込まれて終わりです。送料は返金されるけど、書留代金は返金されないそうです。要は書留代がこの返金の手続き代なのだそうですが、納得できるような、できないような…。直接には「ハァそうですか」としか言いませんでしたが。この「ハァ」は「ハア?」と言った強めな感じではなく、興味のないようなあっさりとした「ハァ」で再現してください。え、どうでもいいですか。

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そういえば、この素敵な鳩居堂のカードの代金を請求し忘れたのですが、私が手間隙かけて書いたカリグラフィーと絵に関しては値段つけられないし…。届かないなんて、悲しい、悲しすぎる。

気を取り直して、鳩居堂のカード、シルクスクリーンプリントで300円くらいでした!紙は薄いけど、お手ごろ価格ですよね。

疑いたくはないですが、今回初めて国際書留をつけて、初めての紛失なので、ラッキーというより、むしろ、書留をつけたことで高価なものと思われて「紛失」な気がしています。インボイスは付けているから、値段は外からわかるようにはなっていますが…。ロンドン在住の日本人の方から聞いた話なのですが、日本から雑誌が送られてくるときに、その雑誌名に「プレミア」が入るため、封筒に「Premier 」と印刷されていた頃は届かないことが多かったと。そのあと、無地の封筒に変えてからは大丈夫だと。「いいもの入ってるって思われたんじゃないかな〜」なんておっしゃっていました。

私がロンドンにいた時もロンドン内での普通郵便の紛失、破損はしょっちゅうでしたし、日本からの普通郵便で紛失もありましたし、日本からEMS(高いけど早いサービス)で送っていただいても二ヶ月かかったこともありました。イギリスは…って思いますが、でも、埼玉から金沢に送った定形外小包が二ヶ月後に届いたこともあったし(どこにあったの?)、関東圏内の普通郵便で紛失なんてことも聞きますからね、日本の郵便もままそういうことありますね。

以上、グチでした!また今度〜!